嫁と姑がうまくいく方法に王道がないのはなぜでしょうか?
同居していてもしていなくても、嫁と姑のトラブルは絶えません。そもそもなぜトラブルになるかと言えば、同じ一人の男性を愛しているからです。
母親としての姑にとっての大切な息子は、妻である嫁にとって大切な夫です。息子であり夫である男性にとって、どちらも大切なので順位もランキングも付けられません。
だから、姑と嫁がどんなに争っても決して勝ち負けがつく関係ではないのです。物の本によると、姑と嫁がうまくいく方法として、男性が「ダメ男」になっちゃうという手もあると書かれています。
ギャンブルや浮気、アルコールなどの問題を起こす男性に対しては、姑と嫁が共同戦線を張らざるを得ないからだそうです。また、貧乏や病気でみんなが戦わなければいけない状況では嫁姑問題は炎上しにくいとも言うらしいです。
だけど、だからと言って、夫や息子が「ダメ男」になるのも嫌だし、病気や貧乏はもっと嫌ですよね。そこで、簡単にうまくいく方法としてよく言われているのは、古くからある方法ですが「物理的な距離をとる」と言うことかもしれません。
一緒にいるから相手が嫌になるなら、昼間はどちらかが働いて顔が合わないようにする。夜働くのも時給が高くて良いかもしれません。
同じ男性を愛しているライバル同士、互いの影を意識しない生活が解決方法と言えるでしょう。
結婚した男性は嫁と姑の板挟みになって大変な思いをするの?
昔は女性が結婚して夫の親と同居し姑にいじめられるというケースが珍しくなかったようですが、最近はお嫁さんの力が強くなり、姑と対立して夫がその板挟みになって苦労するということも増えてきました。
料理の味付けから掃除のしかたなどの一つ一つの家事や子育てでお嫁さんと姑の方法が違うのは当然のことです。昔は嫁は結婚した家のやり方、つまり姑の方法に従うものとされてきましたが、現在は結婚は男女両者の合意によって成り立つものであり、女性の権利が強くなってまた経済力もついてきたことから自分のやり方を貫こうとするお嫁さんが増えてきました。
そうなるとどうしても姑との対立が生まれ、その中で男性はおろおろして板挟みになってしまうことになる可能性があります。はっきりと対立している場合だけでなく、一見お嫁さんが姑におとなしく従っているように見えても、心の中に大きな不満やストレスを抱えていたり、またその逆であったりすることもあります。
お嫁さんと姑の関係がうまくいっていないと感じたら、夫はお嫁さんの肩を持つべきだとよく言われます。それはその通りなのですができれば両方を離したり、両方があまり傷つかないように策を練るなどの介入が必要です。
いちばん良くないのは何もせずに放置してしまうことなのです。
結婚して嫁姑問題が起こったときの夫の役割とは何か?
嫁姑問題において夫の役割とはいったいなんでしょうか。
一言でいえば、お嫁さんの味方をすることです。嫁姑トラブルが大きくなることの原因の一つは、夫が自分の役割を十分に分かっていないことです。
もちろん自分の親と妻が、衝突することを見るのは非常につらい事であるに違いありません。どちらのことも愛しています。
そしてどちらにも一理あるように思えるでしょう。しかし一般的に言って、まずはお嫁さんの側にたつことを明らかにする方がうまくいきます。
そうなると当然母親から嫌味を言われることが、考えられます。姑さんにしても、息子を取られたという気持ちになるでしょう。
しかし結婚生活においては、双方が親元を離れて夫婦という新たな関係を築いたわけですから、妻の考えや気持ちを優先させることは成功の秘訣です。妻に改善点があるなら、二人っきりのときに話し合うことができるでしょう。
逆に言えば、夫がいつもお姑さんの味方をするなら、お嫁さんは置いてきぼりになったように感じます。夫は親離れができていないのでは、とさえ考えるかもしれません。
信頼することは難しくなるはずです。夫婦がまずよく話し合い、協力することで嫁姑問題に対処できます。